前夜祭開始まで時間があったので、初の王滝村探索で「王滝の湯」に向かうも「王滝の湯」まではオフロード。
入浴時、ライダーさんと会話し、「昨年の雨の王滝はブレーキバッドがなくなった」とのこと…パットの残量は確認してきたが、やっぱり新品にしておくべきだったかなと不安になる
前夜祭直前激しい腹痛に見舞われ、20分以上トイレにこもり不本意ながらも最後の減量、薬を調達しようかと思ったが、近くにないので、ヤクルトを3本飲んでみる
前夜祭を不参加で、詳しいコース説明を聞かぬまま毛布に包まっていたら、7時過ぎには寝てしまい「寝たー」と思って起きたら夜中の12時、それから3時まで無理やり寝る
当日は雨模様、気温は比較的暖かいので服装になやむ。スタート直前に雨脚が強まったのでウインドブレーカの着用を決める
並んだ自転車を拝見しても、リヤの泥除け装着率は低かったので、装着はしないことに
後方からスタートし、マイペースでいこうと決意していくが、オフロードに入り心拍計をのぞくと170。ハイペースだと思いつつも、団子状態なので周りのペースで走る
雨と湿気でサングラスが曇り、前が見えないのでサングラスをはずす。古タイヤチューブの泥除けおかげかあまり顔に泥はかからなかった。
2時間ほど走ると後ギアの変速が渋くなり、間もなく完全にシフトしなくなりロウしか入らなくなってしまった。
恐らく、ケーブルに砂が入り込んで動かなくなったと予想するが、
・修理時間がもったいない
・ワイヤーを交換して直る確信がない
・修理して停止して体温が下がる
などと考え、残り約70kmをフロント・3枚×リア・ロウの3段変速で走ることに…
私の脚力では登りのほとんどはインナーロウで十分なのだが、中盤の平坦な道や緩い下りでは全く速度が乗らず、疲れた
途中の滝エイドで自転車を洗い動きがよくなるか挑戦したが、駄目だった…
第1CPでは、ジャリジャリのチェーンにフィニッシュラインを大量に塗るも、すぐに洗い流された
またブレーキの引きしろが大きくなりスカスカしてきたので、ブレーバッドが急速に減っているのが分かった。3回ほど前後パットの位置を調整。
第2CP(最終)通過後、舗装の下りから、予想してない厳しい登りであと20km
一向に見えないピークに心が折れて道端に腰を下ろし休憩、砂だらけのザックをあけて、王滝初の固形物・濃厚おつまみスナック【クラッツ・ペッパーベーコン味】を食べて一休み
あとは、疲労困憊した顔で登っているライダーの方々と弱音を吐きながら、いつまでもつづく登りを進み、最後の下りは、一層慎重に走ってフィニッシュ。
デジタル時計を探すが見当たらず、腕時計で9時間少々だった。しばらく休憩していると「あと残り100人!」とアナウンスしていた。
ゴール地点から松原運動公園の10kmも辛く、濡れた衣服が冷えて寒かった
砂だらけの体のまま、意識が途切れないうちに帰宅すべく高速に乗って帰宅
帰宅後、泥だらけの自転車、荷物を放置して風呂に入り気絶眠
心配した膝もなんとか大丈夫で胸をなでおろしている
現在翌日の夜だが、益々体が痛くなってきている
とりあえず「MTB王滝検定」に合格といったところでしょうか
今回の反省
『王滝の翌日でもまじめに働く』